【ホンダフリードハイブリッド】試乗結果より評価・感想のまとめ〜快適な走りと適度にソフトな乗り心地を実現〜
2012年01月24日 20:37
| フリードハイブリッド
ホンダフリードハイブリッドの試乗より評価
ホンダフリードハイブリッドは、基準となるガソリン車にと比べて、お値段が約44万円ほど上がっている。
フィットシャトルハイブリッドは基準モデルに対してプラス20万円で収まったのに、どうして44万円も上がってしまったのだろうか?
その理由として、ハイブリッド機構のエンジン排気量を、1.3ℓから1.5ℓに増やしているためなのだ。
フリードは、フィットシャトルより車重が200kg重い。その穴埋めをするためにエンジンを拡大した。
1.5Lのハイブリッドカーというと、スポーツ系のCR-Zがそうだが、CR-Zとはエンジンの設定は全然違い、最高出力は1.3Lハイブリッドと同じ88馬力。その分、実用域のトルクや燃費を最重視している。
なのだが、エンジンの200ccの拡大は、原価で約+20万円になってしまうので、その分価格も上昇しているということなのだ。
ホンダフリードハイブリッドを試乗してみた結果、さすが実用性を重視した1500ccハイブリッドカーというべきであろうか、モーターの補助もちゃんと効いていて、走り出しはビックリするほど軽やかだった。
発進した瞬間、「おおっ!」と思わざるを得ない。
アクセルをフル開口するようなシーンでも、車内は適度に静かだし加速する感じも良い。腰の重たさを感じるような場面はたったの一度もなかった。
乗り心地もほどよく柔らかく、しなやかである。常日頃走る分にはとても感じが良く、これは徹底的に日本の日常環境を意識した走行性能を作り出していると思った。
反対に、ハイウェイの追越車線を走ってみると、足回りが微妙に柔かすぎて不安定に感てしまう。この点に関してはフィットシャトル・ハイブリッドと同様ではあるが、それはある意味、足回りの堅い設定を好むホンダにとって大きな躍進であるとも言えるだろう。
ホンダというブランドは、つい最近まで走りのダイナミック感を最優先でクルマを開発していて、サスの設定は日本の走行環境とは適合しない場合がほとんどだった。
「まぁアウトバーンとかテストコースでは最高だろうけど、日本の車道では?」と思ってしまうような、いわゆる『堅い』足回りを好んだのである。
それに反して、フリードハイブリッドは、日本の交通事情を意識して非常にソフトな仕上がりとなっている。いわゆる日本という国の日本人のためにつくられた車なのである。
もともと日本向けの専用車なので、海外輸出はない車種なのだから当然ではあるのだが、それだけに日本で普通に乗るのに非常に適しているのである。
まぁ、ホントはキビキビとした走りを高速でも期待をしたいところなのだが、それは今後のホンダに大いに期待しよう。
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